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2018年6月13日 (水)

千葉県沖に大地震の予兆?不気味なスロースリップ発生5級が頻発

不気味なシグナルだ。今年に入って千葉県東方沖や、銚子市など同県北東部でマグニチュード5程度の地震が相次いでいる。政府の地震調査委員会が、東方沖で起きている地殻の異変をキャッチし、11日に警告を発したところ、12日早朝、いきなりその東方沖を49の揺れが襲った。この異変、スロースリップと呼ばれ、東日本大震災の発生前、東北沖でも起きていたという。注意してもしすぎることはない。

不穏な現象は地震調査委員会が11日に開いた会合で発表された。などのデータを基に地盤を分析した結果、千葉県東方沖やその周辺で、海側のプレートが陸側のプレートの下に沈み込み、プレートの境界がゆっくりとずれ動くスロースリップが起きていることが判明。地震調査委は、今後の地震活動に注意するよう呼びかけた。

その矢先の12日午前5時9分ごろ、東方沖を震源とする最大震度3の地震が発生。震源の深さ約20キロ、49と推定され、東京都千代田区や横浜、さいたま市など都市部でも揺れが観測された。
地震学会では、スロースリップをぬるぬる地震などとも呼び、地殻がずれた部分はひずみが減るが、周辺は逆にひずみがたまり、地震が起きやすくなると考えられている。数日間で起きる場合や数カ月から数年かかる例がある。

不気味なのは東大地震研が、東日本大震災について、発生前に東北沖でスロースリップが連続して起き、ひずみが震源に集中して本震が誘発された可能性があるという研究結果を過去、まとめていることだ。

本紙で警戒せよ!生死を分ける地震の基礎知識木曜を連載する武蔵野学院大学特任教授の島村英紀氏は、スロースリップが大地震になった例は世界中ではまだないとする一方、将来、起きる大きい地震の準備活動ではないかと考える学説があると解説する。

地震学会での見解は分かれているものの、そもそも千葉県沖は、フィリピン海プレートと北米プレート、東の方から太平洋プレートの3つがきており、もともと地震が多い。首都圏に影響を及ぼす大地震が起こることもあると島村氏。

備えだけは万全にしておきたい。

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